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ブログ 2019.3.12 【おもして薩摩vol.4】子どもや家族の居場所になる、スマートハウスでのワークショップ

おやっとさぁ!薩摩川内の田尾です。
3月に入り、春の訪れを予感させる天気が続きます。鹿児島の桜は今年は3月25日ごろから咲き始めるということで今からお花見が楽しみです!

少し前の話になりますが、お正月明けに東京のエネルギー会社で働いていた同級生が僕と同じようにUターンをし、スマートハウスでのワークショップにも参加してくれました。仲間たちとは、「薩摩川内で、20代だからこそ考えられることにチャレンジしたいね!」とよく盛り上がっています。
地元に残っている仲間は、インフラ系(電気、水道、ガス)の会社で働いている人が多く、女性は特に医療系が多いです。銀行や市役所への就職もありますが、総じて仕事の選択肢が少なく、若いうちから責任のあるポジションにつける仕事も少ないのが現状です。
地方であっても多様なキャリアが築いていけるような環境になるようにと、自分も日々考えています。

さて、今日はスマートハウスで定期的に開催しているワークショップについてお届けしたいと思います!

私たちがスマートハウスでワークショップをやる理由

スマートハウスは普段はモデルルーム。ただそれだけだと一度訪れるきりでなかなか通う場所にはならないですよね。私たちはもっと地域のみなさんと密着して、まち全体を盛り上げていきたい!ということで、スマートハウスに気軽に足を運んでもらうきっかけになれば、という想いでオリジナルのイベントを企画しています。大人向けのものもあれば、お子さん、ファミリー向けのものまで。この4年間で30回以上開催してきました。

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参加者の募集は、Facebookで呼びかけたり、レギュラーで出演させていただいているローカルラジオ番組での告知がメインです。今日はそのワークショップの一部をお伝えします!

鶴田ダムカレー

さつま町の鶴田ダムを模したご当地メニュー「鶴田ダムカレー」づくりを楽しみながら、ダムや川内川について国交相職員に学ぶイベント。リバーフロントマルシェ実行委員会としての企画。
ワイワイと盛り上がりながら身近な川をマニアックな部分まで深掘りできます。

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ブロッコリーは鶴田ダムの木々に覆われている感じを表現。カレーをかけてダムが完成した瞬間に歓声が上がり盛り上がりました!こちらは嬉しいことに、南日本新聞でも紹介されました!

電子工作・振動するオリジナルマシーンを作って相撲大会!

シンプルな仕組みで振動するおもちゃにブロックを取り付けてオリジナルのマシーンを作るワークショップ。
作った後は、みんなで相撲大会を行います!

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講師をしていただいたのは、鹿児島初のモノづくりスペース「TSUKUDDO」を運営されている古川 信行さん。

5〜6歳の子供が集まり、自分たちで作ったマシーンを使って競い合う時が、一番盛り上がりました。

薬膳たまごむっかん

薩摩川内の郷土菓子「たまごむっかん」に「薬膳」でアレンジを加え、ご家庭でも簡単に作れるレシピで作るワークショップ。
たまごむっかんの歴史や由来、薬膳のお話まで聞ける内容です。自分の生活でも取り入れようと、熱心にメモを片手に参加する人が多かったのが印象的でした。

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作ったたまごむっかんは、オリジナルブレンドの薬膳茶と一緒に美味しくいただきました!

むっかん

最後に

ここ最近、年明けに同級生に会ったり、ワークショップを通して様々な地元の人たちに会うことを通して、改めて薩摩川内に戻ってきてよかったなと思っています。
東京に比べて、出会える人の数が限られてはいますが、自分次第でそれを超えるほどの価値がここにはあると思っています。

東京に居たままでは、こんな風に使命感を持ってイベントに取り組んだり、自分がまさか先頭に立ったりメディアに出演することなんて考えられませんでした。

人として、キャリアとしても良い選択をしたなぁと思います。
これから、もっと薩摩川内に良い景色を作っていけるように日々活動していきます!