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ブログ 2019.10.31 【おもして薩摩vol.7】川内川の河川敷で語りあう「PechaKucha Night SATSUMASENDAI vol.1」を開催しました

こんにちは!薩摩川内の田尾です。

以前、講演させていただいた鹿児島大学の教授からのご紹介で、薩摩川内市内にある看護専門学校でも「教育学」の授業で登壇する機会をいただきました。

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薩摩川内市スマートハウスの事業目的やそこから生まれたリバーフロントマルシェ、東京からUターンで地元に戻り働く私自身についてお話しをさせていただきました。熱心に耳を傾けてくれる学生さんも多く、今回のご縁をきっかけに若い世代の方々にも、もっとイベントやワークショップに参加してもらえるよう作戦を練っていきたいと思います。

さて、季節はすっかり秋ですが、8月に川内川で開催された熱い熱いイベント「PechaKucha Night SATSUMASENDAI vol.1」の様子をご紹介します。

PechaKucha Night(ペチャクチャナイト)とは

世界1000カ所以上で開催されているプレゼンイベントで、様々なジャンルのプレゼンター達がスライド20枚を各20秒、合計400秒を使って好きなことを発表します。参加者は、プレゼンをツマミに、ドリンク片手に楽しみながらみんなでぺちゃくちゃおしゃべりして盛り上がろう!というイベントです。

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鹿児島県内では鹿児島市や霧島市で開催されており、薩摩川内では台風などの影響もあり、8月にようやく開催を迎えることができました!(実は、私は一足先に霧島でのPechaKucha Nightにも登壇させていただきました。)

川辺で語ろう

今回、せっかく薩摩川内でPechaKucha Nightを開催するのであれば、薩摩川内らしく川内川の河川敷で開催することを提案させてもらいました。

当日は、カカカ(*)メンバーが製作した折りたたみ式のカウンターを河川敷に並べ、即席ステージを創りました。準備段階から徐々に人が集まり始め、川を眺めたり話しをしながらゆったりとリラックスした雰囲気と夕暮れのなか、イベントがスタートしました。
*カカカとは、川内川をもっと身近に感じてもらい盛り上げたいという想いから立ち上げた組織です。(名前の由来は、川内川で人と交わりまちを変えるチーム→川(かわ)る交(か)わる変(か)わる→カワルカワルカワル→カカカです。)
当日は、カカカ(*)メンバーが製作した折りたたみ式のカウンターを河川敷に並べ、即席ステージを創りました。準備段階から徐々に人が集まり始め、川を眺めたり話しをしながらゆったりとリラックスした雰囲気と夕暮れのなか、イベントがスタートしました。 *カカカとは、川内川をもっと身近に感じてもらい盛り上げたいという想いから立ち上げた組織です。(名前の由来は、川内川で人と交わりまちを変えるチーム→川(かわ)る交(か)わる変(か)わる→カワルカワルカワル→カカカです。)
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今回は、鹿児島でまちづくりに関わる人から紙版画家や鹿児島県エアギター協会の会長など、職業も経歴も全く異なる5名のプレゼンテーターの一人として登壇させていただきました。そのイベントの様子を少しピックアップしてご紹介します。

僭越ながらトップバッターを務めた私は、薩摩川内市スマートハウスやリバーフロントマルシェの取り組みから、自分が地域の為にできることは?という視点からお話をさせていただきました。

薩摩川内に新しい風景を創る

今年5周年を迎えた薩摩川内市スマートハウスでは、市民の皆さまと対話をしながら「未来の暮らし」を考えるフューチャーセンタープログラムや、豊かな暮らしのアイデアを発見できるワークショップを行ってきました。

その第1回目のフューチャーセンタープログラムから生まれたのがリバーフロントマルシェです。当初、「食と農」をテーマに行ってきたマルシェですが、イベントに関わるメンバーが増えていくにつれイベントのテーマを「川内川を盛り上げる」にリニューアルし、来月第6回目のマルシェの開催が予定されています。

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これまでのマルシェにも約2,500名を超える方々にご参加いただき大いに盛り上がりましたが、私が本当に思い描いている理想の風景は、イベント時だけでなく日常的に人が集まる河川敷にすることです。

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その為に私ができることとして、薩摩川内市さんと連携したスマートハウス事業から地域の活性化に繋がるコトやモノを創ることと、個人で活動する「カカカ」をはじめ身近な人々との関係性を深め新たなコミュニティを形成していきたいと考えています。

初っ端から薩摩川内への想いを熱く語ってしまいましたが、参加の皆さんもとても熱心に耳を傾けてくれ、とても嬉しかったです。

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そして、熱いプレゼンで会場を盛り上げる、鹿児島を愛するプレゼンターの皆さんです!

飯福 あすみさん(すみとカフェ)

鹿児島市生まれ。大学卒業後、鹿児島天文館総合研究所Ten-Labへ合流し、出水市の本町通り商店街の活性化プロジェクトを手がけられてきました。元レコード店として使われていた空き店舗をDIYによって、新たにレンタルスペースや朝カフェとして運営され、出水市に新たな集いの場を創られました。そして、今年5月より本格的に出水市へ拠点を移し、店街とヒトをつなぐカフェ&チャレンジスペース「すみとカフェ」をオープンし、鹿児島市内と出水の2拠点生活にチャレンジされています。

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中原みおさん(紙版画家/デザイナー)

鹿児島市生まれ。東京造形大学デザイン学科を卒業し、主に紙版画という技法を用いてデザインや作品を制作されています。これまでもリバーフロントマルシェやスマートハウスのイベントにもご協力いただき、子どもから大人まで楽しめるワークショップをいくつも手がけられていきました。様々な人との繋がりがりから紙版画の楽しさや新たな可能性について語られていました。

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足立邦平さん(VENA ENERGY 事業開発マネージャー)

岡山県出身。東京在住ですが、奥様が鹿児島県出水市出身で現在は東京と鹿児島を行き来されています。3.11をきっかけにエネルギーに関心を持つようになり、現在はシンガポールの再生可能エネルギー発電事業会社の風力発電事業開発を担当されています。お話の中で各種エネルギーのメリットデメリットを分かりやすくお話いただき、これからは各種エネルギーの特徴を抑えたベストミックスが重要だとお話されていました。

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永山由高さん(鹿児島県エアギター協会 会長)

鹿児島県生まれ。東京の大手投資銀行を退職しUターンで鹿児島に戻り、2011年にまちづくりをサポートする鹿児島天文館総合研究所Ten-Labを設立されました。離島や中山間地域の振興などまちづくりを手がけるなか、自称まちづくり芸人としてエンタメ×地域課題を様々な形で発信されています。また、エアギタリストという一面も持ち、2018年日本エアギターランキング第2位という実力の持ち主で、今回もエアギターを披露して会場を盛り上げていました。

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今回、このPechaKucha Nightで様々な方のお話しを聞き、「人と人との交流」を求めている方が、実は大勢いることを体感できました。ただ、このようなコミュニティや繋がり方がある事を知らない人もまちには多く、はじめの1歩を踏み出してもらえるような仕掛けも考えていきたいと感じた夜でした。

PechaKucha Nightの事務局の皆さんをはじめ、ご参加いただいた皆さま、登壇者・カカカプロジェクトの関係者の皆さま、貴重な機会をいただきありがとうございました!

そして、来月11月10日(日)に第6回リバーフロントマルシェが開催されます!

今回のテーマは「NEW picnic」

川内川河川敷でのんびり過ごすことが日常的に行われるよう、リバーフロントで思い思いに楽しんだり、自分なりの楽しみ方を発見していただきたいと考えています。
レジャーシートやアウトドアチェアなど持ち込んで、ぜひ河川敷のピクニックをお楽しみください!

イベントの様子は改めてブログでもご紹介します!最後までお読みいただきありがとうございました。
イベントの様子は改めてブログでもご紹介します!最後までお読みいただきありがとうございました。