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ブログ 2019.11.28 「共創」から盛り上がるこれからのインバウンド!INBOUND LEAGUE2周年交流会

2017年に開業したインバウンド事業者のためのコワーキングスペースINBOUND LEAGUEが2周年を迎え、記念トークセッションと会員さんやインバウンドに関心のある方々を招いた交流会を開催しました。

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記念トークセッション「インバウンド事業をする上で欠かせない『共創力』とは?」

前半はINBOUND LEAGUEの仕掛け人2人によるトークセッション。UDS社長の中川と、インバウンド業界の第一人者でありINBOUND LEAGUEの企画構想を手がけていただいた株式会社やまとごころ社長の村山慶輔さん。それぞれの視点から、これからのインバウンド事業を語りました。

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中川:今、九州のある都市のまちづくりのお手伝いをしています。ワイナリーやクルーズトレインなどコンテンツはあるものの、訪れる人の滞在時間は極めて短い。単発のイベントで多くの人が集まりますが、宿泊には繋がらず、地元の人たちには”イベント疲れ”しているような雰囲気もあります。

一方、インバウンドに関しての取組はほぼ手つかずの状態。実際に地域に入りまちづくりのお手伝いをさせていただき地方創生の難しさを感じている身としては、地方にとって、これから増加が期待できるインバウンドのお客様は唯一の望みとも言えます。

村山さん:そしてやはり、魅力的な宿泊施設が必要ではないでしょうか?ワイナリーは全国でも成功事例がありますよね。飲食店や宿などを巻き込んでいく動きも必要かもしれません。

中川:そうですね、ソムリエやプロ向けのBtoBツアーも可能性があるかもしれません。

やまとごころ村山さん
やまとごころ村山さん
UDS中川
UDS中川

村山さん:イベントや魅力的な施設で集客ができたときに、それを迎える人手不足の問題もでてきます。ホテルもこれ以上稼働が上がると清掃が回らなかったり、問題が露呈してくるでしょう。運営現場の国際化も必要かもしれないですね。

中川:1つの取り組みだけではなく、思い切って総合的に取り組んでいかないと堂々巡りになってしまう危機感も肌で感じていますので、例えばインバウンドのメンバーで町役場のインバウンド版を作るなどの動きも必要になってくるかもしれませんね。

村山さん:そういえば、先日のラグビーW杯の日本代表もグローバルなチームでしたよね。言語や歴史、文化を学びながらチーム作りをしていたようです。

中川:そうですね、これからは日本人だけではなく、外国人にも入ってもらって一緒に考えていきたいです。

インバウンドビジネス・ベンチャーピッチと交流会

後半では、INBOUND LEAGUEの会員さんをはじめ、インバウンド事業に実際に取り組むベンチャー企業の皆さんからのプレゼンが続きます。

ベンチャーピッチで発表いただいた皆様はこちら。

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Car Stay / VANLIFEプラットフォーム「Carstay」の提供
Nature Innovaition Group / 傘シェアリングサービス「アイカサ(iKasa)」の提供
ENtrance / 日本テーマ型・交流型旅行商品
TOKYO SHAMI / 外国人向け文化・三味線体験ワークショップ企画・運営

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この日は、INBOUND LEAGUEから徒歩5分ほどの場所に今年5月に開業したONSEN RYOKAN 由縁 新宿より、レストラン「夏下冬上」から握り寿司を中心にした特別メニューをご提供!支配人も駆けつけ、参加者からは本格的な和食メニューに好評の声をいただきました。

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交流会は終始盛り上がり、会の終盤は司会の声が通らないほどの賑わいに!会員さん同士はもちろん、このイベントをきっかけに初めてINBOUND LEAGUEに足を運んでいただいた参加者の皆さんとも、新たなつながりとビジネスが生まれることを楽しみにしています!

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INBOUND LEAGUE
東京都新宿区新宿5-15-14
03-6709-8057
http://www.inbound-league.jp/

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