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2017.5.24 「イノベーション」をテーマにしたビル経営者向けセミナーに梶原が登壇しました

先日のカンファレンスに続いて、ビルを経営・管理する方々に向けて5月24日に開催された第20回CBAセミナーに代表取締役会長の梶原が登壇しました。

同セミナーは日本ビルヂング経営センターがビル経営管理士(CBA)資格者を対象に開催しているもので、今年度は「イノベーション」をテーマに複数回のセミナーが開催されています。

今回の題目は「人口減少時代におけるビルの有効活用〜コンバージョンによる実例を踏まえて」。

最近発表された日本の将来推計人口データによると、40年後には生産人口が現在の3分の2になり、78年後には人口が半分になってしまうという予測がされています。また一方で、訪日外国人観光客は急増しており政府は2020年には2015年度の約倍の4000万人を目指しています。これらの現状を踏まえた今後のビジネスに向けた梶原の視点などを提示しながら、UDSが手がけてきたコンバージョンの事例を、コンバージョンを行う際の課題と注意点とともにお話しさせていただきました。

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UDSではコンバージョンプロジェクトの先駆けと言えるCLASKAをはじめ、これまでたくさんのコンバージョン案件を手がけてきました。小さな面積にならざるを得ない客室も、間取りや窓や家具といった細かなところの工夫の積み重ね、デザインの力によって広く見せて使いやすくすることができます。そういったUDSが蓄積してきた事例の一部をホテル カンラ 京都やホテル アンテルーム 京都をはじめとする実際の様々なコンバージョンプロジェクトを通してご説明させていただきました。

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コンバージョン成功のためには、法規に適合した計画や、事業収支の検証はもちろんですが、現在のマーケットと将来の動向を注視した事業企画が大切になってきます。コンバージョンにおける課題やポイントに加え、梶原が強みとする「企画」についてもお話させていただきました。ご紹介した内容に、100人近くお集まりいただいた参加者のみなさんは集中して耳を傾けていらっしゃいました。

日本ビルヂング経営センターのみなさま、ご参加いただきましたみなさま、ご紹介の機会をいただきありがとうございました。