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ブログ 2018.9.28 【沖縄ラプソディ vol.7】夢に向かって宮古島で働くリアルライフ

2018年1月に宮古島にオープンしたHOTEL LOCUS(以下LOCUS)のコンセプトは「もうひとつのリゾートステイ」。島全体を楽しんでもらうことを目指すホテルです。

今回の沖縄ラプソディでは、そんなHOTEL LOCUSで新卒として開業から働く荻原虹美(おぎわら ひろみ)さんを紹介。東京出身の荻原さんが、なぜ宮古島で働くことに?島で夢に向かって働くリアルライフをお届けします!

東京から台湾へ!憧れのホテルマンへの第一歩

中国人の両親を持ち東京で育ったの荻原さんが、ホテルの仕事に興味を持つようになったきっかけは、高校生の頃に好きだった海外ドラマ。さらに語学も活かして働きたいという想いもあり、台湾へ留学を決め、4年間ホテルマネジメントを学びました。

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大学ではホテルの歴史や基礎知識、マーケティングや経営、観光業といった授業をはじめ、フロントやレストランの実技の授業もあったそうです。そんな中、荻原さんが特に好きだった授業は「ベッドメイキングの授業」。「3分間という短い時間で、いかに美しいベッドメイクができるかを友達と競いながら上達していくのが楽しかった」と話し、ホテル全体の仕事を細部まで理解する上で役立っていると言います。

台湾へ留学していた時の荻原さん
台湾へ留学していた時の荻原さん

今までのホテル観を180度変えたON THE MARKSとの出会い、そして沖縄へ

大学2年生の時に「日本のおもてなし文化を学びたい」という想いから、舞浜にある外資系ホテルで働き始めた荻原さん。当時ベルキャプテンを務めていた岡久雅昭さん(現在はUDSのホテル全体のサービスマネージャーとして活躍)と出会い、学校とはまた違う、現場での知識を多く学んだと言います。岡久さんが川崎のON THE MARKSの開業に携わることを知ると、「もっとこの人から学びたい」という想いから、あとを追うようにON THE MARKSへのアルバイト入社を決めました。

ON THE MARKSの開業メンバーで撮影した1枚。左から2番目が荻原さん
ON THE MARKSの開業メンバーで撮影した1枚。左から2番目が荻原さん

当時、ON THE MARKSは開業準備の真っ只中。「忙しいながらも、どんなホテルが完成するんだろうと、毎日ワクワクしながら働いていました」と振り返ります。「それまでは、ホテルの大きな縦割りの中で働いている感覚がありましたが、ON THE MARKSではフロントもレストランも同じ空間で、一体感がありました。レストランスタッフがお客様をフロントまで案内する事も当たり前だった。そして、アルバイトも社員も関係なく、日頃からアイデアを提案しやすい雰囲気があったんです。」半年のアルバイト期間を経て台湾に戻った後もUDSで働きたいという想いがずっとあったそうです。

大学卒業前に、HOTEL LOCUSの開業予定の話を聞いたという荻原さん。また新たなホテル開業に挑戦してみたいという気持ちから沖縄UDSへの入社を決意。同時に沖縄への移住を決めることになりました。

LOCUS TABLEで出会う地元の人と新しい仲間

沖縄ではまず那覇でHOTEL LOCUSの開業準備のため、予約サイトの契約やプラン作りなどの販売のスキルを学びました。その後、宮古島へ拠点を移してからは、めまぐるしい開業準備の中でHOTEL LOCUS内のレストラン、LOCUS TABLEでの具体的なサービスやイベントを企画にも挑戦し、2018年1月の開業を迎えました。

LOCUS TABLEからは平良港越しの美しい海を眺めながら食事を愉しめます
LOCUS TABLEからは平良港越しの美しい海を眺めながら食事を愉しめます

オープン後は、運営をしながらチームで話し合い改善を重ねる日々。あまりの盛況でお客様が行列していた朝食時のレストランでは、すぐに話し合ってテラスやフロント側にも席を追加。スムーズにご案内できるようにしました。また、LOCUS TABLEは宿泊客だけでなく地元の方の利用が多いのも特徴。ホテル前の漁港の漁師さんもその一人。「レストランから漁港越しに見る宮古の海はいつもと違って見え、とても綺麗だ」と感激される方もいて、荻原さんは「そんな地元の方の様子を見ると自分もとても嬉しくなる」と言います。

荻原さんがレストランから撮影した美しいサンセット
荻原さんがレストランから撮影した美しいサンセット

現在、荻原さんがサービス以外にも熱心に取り組んでいるは、海外スタッフのトレーニング。荻原さん自身も両親や祖母が中国人、台湾留学の背景もあり、新しく入社したスタッフと語学を教え合い、休日にはドライブに誘い出すなど、積極的に声をかけ輪に誘い込むよう心掛けています。「新しいメンバーの成長が自分の事のように嬉しく、これからもっとマネジメントも学んでいきたい。」沖縄UDSのフィロソフィーには『For Team(仲間)』という言葉があり、仲間が成長するために努力することが、自分の成長にも繋がると考え、日々切磋琢磨しています。

海外スタッフとドライブを楽しむ休日のひととき
海外スタッフとドライブを楽しむ休日のひととき

そんな荻原さん、休みの日にはドライブ以外にも島に唯一ある映画館で映画を見たり、島で仲良くなった友人たちとご飯やお酒を楽しむ事が、日々のエネルギーチャージになっているそうです。

ホテルやサービスを作るところから挑戦したい

最後に、今後の夢を聞いてみました。「沖縄以外でも海外を舞台に活躍したい!ホテルの運営だけではなく、開発や企画にもチャレンジしていきたい!」と笑顔で話します。

「ここには美しい海や自然だけでなく、やりたい!と手を挙げれば必ず背中を押してくれる誰かがいる環境。また、周りにはホテルマンや料理人、漁師まで多種多様なプロがいるので、困ったことがあると色んな人に相談しアドバイスや応援してもらえる場所です。やってみたい!という気持ちがある人とぜひ一緒に働きたいです!」

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LOCUSのスタッフは、出身地や年齢、経歴もバラバラですが想いはひとつ。ホテルを拠点に島全体を楽しんでもらえることを目指し、今日も笑顔でお客様を迎えています。

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