東に清水寺、西に鴨川があり、当時の町家風景がいまも残るエリアに開業したホテルの、ファサードデザイン、インテリアデザイン、VIのほか、家具・アートの製作納品を担当しました。
デザインコンセプトは「繊 連 -sen ren-」。木や金属で表現される繊細なデザインを、平面的・立体的に折り重ねてひとつの空間を生み出す日本的な意匠を継承した、モダンで上品なデザインに仕上げています。
外観は、繊細な陰影と奥行き感を生み出す木調ルーバーで構成し、京都らしさと調和する品のあるデザインに。アプローチには、石壁や枝垂柳など、鴨川の景観を取り入れています。
インテリアでも「繊 連 -sen ren-」を表現。レストランで用いた源氏襖や、屏風絵に見立てたSPAの開口部の切り取りなど、繊細さと奥行きを感じる意匠を連ねています。