1. 自己紹介
和田 夏子 / Natsuko Wada
大学院修了後、2001年に新卒でUDSに入社し、設計部でコーポラティブハウスの設計を担当しました。
その後、2004年にUDSの最初の上海オフィス立ち上げで、東京と上海を行ったり来たりする生活をしていました。
2005年に日本に戻り、「weekendhouse ALLEY」など、賃貸住宅や複合施設の開発を行いました。
2008年長女の出産を機に、大学で特任研究員になりコンパクトシティについて研究し、博士号を取得して、2013年長男1歳の時に、研究だけでなくまた実際にまちづくりをしたいと思い、UDSに再入社しました。
その後は、シェアハウスの企画、ホテルの新規開発等を経て、行政や大手企業が行う「まちづくり」に取り組んでおります。
2. まちを楽しくするために必要なことは?
まちの中に、顔見知りや友達がたくさんいて、会えば話したりできること。
また、そのような知り合い同士気軽に集まれる場所があること。
コーポラティブハウスでは、建物を創る過程から住民同士で話し合うため、コミュニティが生まれること、愛着が持てることが、居心地の良さにつながっています。
UDSはコーポラティブハウスからスタートしていますが、シェアハウスや、シェアオフィス、ホテルなどでも、近隣住民の方や入居者、働く人、宿泊者が気軽に立ち寄れる、地域に開かれたかっこいいカフェを併設することで、いろいろな人と知り合いになれたり、飲んだり食べたりできる場所を作っています。
まちを楽しくするのは人とのつながりですが、そのつながりをつくるきっかけは建物でつくることができると思います。
3. 仕事を楽しむために必要なことは?
常に新しい発見や、チャレンジがあり、それによってワクワクすることだと思います。
私が楽しいと思う瞬間は、新しい案件の条件が整い、事業化する!という瞬間と、取り組んできたプロジェクトが完成し、人が住み始めたり、運営が始まって建物に命が吹き込まれたと思う瞬間です。
それから、UDSでは新しい働き方を模索しています。フレックスタイムだったり、必要に応じてどこでも仕事できたりする環境は、2人の子育てにおいて、本当にありがたいです。
一緒に仕事する仲間が思いやりがあって優しく、働きやすいことも、仕事をする毎日が楽しくなる要因です。