「フードドライブ」。家庭で余っている食品(未利用食品)を集め、支援を必要としている人にフードバンク等を通じて寄付する活動のことを指しますが、日本でもここ数年で聞くことが多くなったかと思います。
ホテル エディット 横浜では、NPO法人フードバンク横浜さんが開催されているこのフードドライブ活動に、2021年7月から協力してきました。今年で取り組み開始から3年目を迎えての様子をご紹介します。
▼取り組み開始時の記事
ホテル エディット 横浜におけるフードドライブ活動への協力として、具体的には
- 当日のフードドライブ会場としてホテルの一角を提供
- ホテルの上にあるマンション住民の皆さんや近隣の方のお声がけやチラシ配布
を行ってきました。
協力を進めてくる中で、「ホテルという特性を活かしてもっと協力できる形はないだろうか」との思いが生まれ、昨年2022年の9月からは宿泊のお客様にもフードドライブに参加いただける宿泊プランを展開しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070731.html
内容としては、
1. ご自宅で余っている食料品などをチェックイン時にお持ちいただき、ホテルでお預かり。
2. おご提供のお礼として客様にホテルから500円を還元(つまり500円お安くお泊りいただく)。
3. お預かりした寄付品を後日ホテルからフードバンク横浜さんへをお渡しする。
というものです。
*対象となるのは常温保存できる食品(賞味期限が2ヶ月以上あるもの)、食材、日用雑貨 1〜5点。
販売開始してから1年間でのご利用は約700件近く。プランを通じてお客様がお寄せくださった品は約2700点にのぼります。
フードドライブプランを利用くださるお客様は30代〜50代くらいの方が多いです。金額的な面のメリットはもちろんですが、それだけでなく「少しでも役に立てるなら」とご利用くださっているお客様が多いように感じています。
- ホテル エディット 横濱 小林唯
お客さまにもフードドライブ活動を知って、また協力いただける機会になると思い、宿泊プラン化してみました。実際、利用があるだろうか、、、と、少し不安はありましたが、結果、毎月平均70件近くのご予約をいただいています。
月に1回のフードドライブの会場協力も継続していまして、通常フードドライブ会場で1回に集まるのは平均30-40点のことが多いそうですが、ホテル エディット 横濱でのフードドライブでは、お客様からお預かりする品々も加わるので、安定して60点以上が集まっています。
お客さまにとってもフードドライブ活動に参加しながら、少しお得に宿泊できる、という機会になり、嬉しく思っています。
-ホテル エディット 横濱 支配人 秋山龍
最近では地元の町内会のつながりの中で、飲食店や商業施設さんでも使われない余剰品がある、ということを聞き、今度はそれらをエディットで受け取ってフードドライブ活動に渡していけないか、ということを提案しているそうです。
ホテル エディット 横濱 は、地域に根付いたホテルとして、地域の課題に地域と方々一緒に取り組んでいける存在を目指しています。
フードドライブの協力においては会場と余剰品集めのサポート、という小さな取り組みではありますが、継続していくことが大事だ、と感じています。
今後も自分たちにできることから少しづつ、地道に継続して取り組んでいきたいです。-ホテル エディット 横濱 支配人 秋山龍