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ブログ 2026.1.30 UDS STYLEをアップデート

私たちUDSの事業年度は1月始まりで、1月は暦としての1年のはじまりとともに、UDSにとっては新しい期のはじまりでもあります。

例年1月年頭には全国各地からその日参加が可能メンバーが集まってキックオフミーティングを開催しており、今年も1月7日に企画、設計/施工、運営、コーポレート、各部門から集まった約240人で2026年キックオフミーティングを開催しました。

キックオフミーティングでは会社全体や各事業部の前年の振り返りとその年の方針発表とともに、その時ごとのテーマでワークショップを開催していますが、今年は「UDS STYLE」について考えるワークショップを実施しました。その様子をご紹介します。

日々の行動指針「UDS STYLE」

現在のUDS STYLEは2016年に当時のスタッフによるワークショップで検討・設定したもので、ビジョン・ミッションを実現していくための行動指針として、みんなで共有してきました。

設定から10年近くが経ち、スタッフも800人近くになりました。そんな今、このUDS STYLEがどれくらいみんなにフィットしているのだろうか、という視点から、昨年社内アンケートでの声などを通して確認してみたところ、以下のような状況が見えてました。

  • 職種によっては、日々の業務における指針としづらいスタイルが一部見られること
  • 今は2016年以降入社のメンバーが大部分になっている中で、言葉に込めた意味が伝わりづらいスタイルがあること
  • 10年近くがたち社会環境や会社としての変化に合わせてアップデートが必要なスタイルがあること

そうした背景から実施した今回のワークショップは、「UDS STYLEをアップデート」をテーマに、2016年の現UDS STYLE策定時に引き続き慶應義塾大学総合政策学部 教授の井庭崇教授にご協力いただいて開催しました。

言葉を作ることは未来を作ること

今回のワークショップでアップデートを検討したのは既存UDS STYLEの中の以下4つ。

以下の観点でチームで意見を交わし合ってよい言葉を探ってもらい、最後にチームとしての提案してもらうことをゴールとして開催しました。

  • それぞれに込めたい内容をどういう言葉だったらよりよく表せるか
  • 企画、設計/施工、運営、そしてコーポレート部門、どの業務でも共有できる言葉だろうか

ワークショップをファシリテートいただいた井庭崇先生は、実践の中で培われた知見や価値を共通言語として共有する「パターン・ランゲージ」の手法を専門に研究されておられ、創業者の梶原の企画のコツについてまとめた『プロジェクト・デザイン・パターン』の共著者でもいらっしゃいます。

グループワークの実施に向けて、井庭先生から以下のようなお話をいただきました。

概念を言葉にしていくことで、認識ができたり、思考ができたり、コミュニケーションができたりするようになります。
つまり、考え方に名前をつけることで、物事がよく見えるようになります。

今回のワークショップはそんな言葉をつくる活動です。
既存の言葉を組み合わせたりしながら、それが大切だと思い出して、実践しようと思える言葉、普段のコミュニケーションで使いたくなる言葉をつくっていきましょう。

言葉作りにあたってのポイントは
・覚えやすい
・会話で使いやすい
・全職種に通じる
・魅力的な言葉
であること。どの職種の人にも通じるもので、馴染んで、組織で反復して使っていきたい言葉を考えていくことが今日のポイントです。

言葉を作ることは未来を作ること。
自分たちの仕事、会社をより良くしていくための言葉づくりをぜひ楽しんでやってみましょう。

その後、会場にいる約240名が、担当業務や部署が混ざり合った30のグループに分かれ、グループワークに取り組みました。

それぞれが考えた言葉をどんどん付箋に書いてワークシートに貼っていく形でアイディアを出し合います。

ワークショップ中間に設けた質疑応答の時間には、「出てきた言葉をどのように絞っていけばいいのか」との質問があり、井庭先生からは以下のアドバイスをいただきました。

言葉として本質を射ていることがとても重要。「確かにうまく説明しているね」、というものと「これすごいいいんじゃない!」というものは少し違うので、後者のものをものをぜひすくいあげていってください。

そして「文字を目で見たら」、ではなくて、「言葉を耳で聞いてわかるか」が大事です。それを聞いたときにその言葉の意味がわかるか、内容が想起できるか、の視点も持って絞り込んでいってみてください。

変わったものでもいいので、みんなが「これいいんじゃない」と思った推しの言葉をぜひ残してください。

そうしてワークショップ再開。笑い声が増え、さらに盛り上がってきましたがあっという間に終了の時間になり、発表の時間を迎えました。

「ぜひチームの推しの言葉を聞かせてください」との井庭先生の呼びかけに、会場から次々と手が上がり、グループで意見を交わし合ってまとめた言葉が共有されていきます。

各チームの提案を受けての中原と井庭先生からの以下のコメントで、ワークショップが終了しました。

いい言葉をたくさんもらえた。短くてわかりやすく、スッと入ってきて、覚えていられて、説明がなくても伝わる言葉にしたいと思っています。
皆さんからもらった言葉をもとにPJチームで検討して共有します。(中原)

今日みんなで話したこと自体に価値があり、生まれた言葉にもとても価値があります。
周りの人との中で使う言葉をたくさんつくっていくと共通理解が増えて、大切なことを伝えやすくなります。
今日出た言葉で、最終的には使われなくても気に入った言葉があったらぜひ日常的に使って、周りの人の中や自分で使う言葉にしてください。(井庭先生)

今回みんなが考え、提案してくれた言葉をもとに、中原と担当チームで整理・検討、ブラッシュアップして、新しいUDS STYLEへ更新していきます。

言葉を作ることは未来を作ること。ご協力いただいた井庭先生、クリエイティブシフトのみなさまのおかげで、みんなで楽しみながら、これからの未来を作っていく言葉づくりに取り組むことができました。ありがとうございました。