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ブログ 2023.4.4 企画、設計、運営の3機能を網羅するプロジェクトデザイン事業部 – 新メンバーを募集しています

企画から設計、運営までを自社で手がけることを強みとしているわたしたちUDSは企画、設計、運営、それぞれの事業分野を専門とする事業部が集まっている組織です。

その事業部のひとつで、企画、設計、運営の3機能を部内で網羅する「プロジェクトデザイン事業部」では、新しい仲間を募集しています。

「小さなUDS」とも言える「プロジェクトデザイン事業部」の根底にある考え方や特徴をご紹介します。(取材・執筆協力:角田 貴広)

プロジェクトデザイン事業部のはじまり

2022年4月渋谷にオープンしたホテル「all day place shibuya」。このホテルを手がけているのがプロジェクトデザイン事業部です。事業企画から設計、運営まですべてをプロジェクトデザイン事業部で手がけ、おかげさまで高稼働が続いています。

all day place shibuya

2016年に誕生した、プロジェクトデザイン事業部はその名の通り“プロジェクト全体をデザイン”する事業部。もともと社内企画設計チームCOMPATHにいた、現 UDS取締役でプロジェクトデザイン事業部 執行役員の高橋佑策が「プロジェクトの企画から設計、運営・経営まですべてデザインできる機能が必要だ」という思いで社内起業的に立ち上げた部署です。社内からメンバーを公募してスタートし、現在は20代〜50代の28名、男女比率ほぼ半々のメンバーによる事業部になっています。

これまで、ホテルをはじめ住宅や店舗、商業施設、公共施設、駅、大学跡地の再開発など、大小さまざまなプロジェクトを担当してきました。「企画」とひとことで言っても、事業全体の企画はもちろんのこと、建築の企画、商品企画、運営企画など多岐に渡りますがが、その多様な企画から設計、運営の広い知見を生かして、多彩なプロジェクトを担当しています。

「フラットなチーム」で、それぞれの個性を強みに

UDS創業者の梶原は自身が不動産デベロッパーの新入社員だったとき、知識も経験もないことがその時の自分の強み、と捉えて固定観念にとらわれない視点で「自分が欲しい住宅とは」を模索しました。それがUDSの最初の事業である「コーポラティブハウス」につながっているのですが、UDSでは、その「エンドユーザ視点」、専門家ではないからこその視点を大切に、新しい事業や新しい場を世の中に提案してきました。

プロジェクトデザイン事業部でも年齢や経験、スキルにかかわらずエンドユーザ視点で、それぞれの個性や興味を強みとして生かせるフラットな環境を意識的につくっています。建築関係出身のメンバーも多いですが、インテリアをやっていたり、食コンテンツに強かったり、ファッションが好きだったり、テクノロジーに詳しかったり、運営拠点で働いていた経験があったり。いろんなバックグラウンドを持つ人がチームに集まっています。

特に企画業務は極端に言えば一人で完結できる面がありますが、チームとしていろんな意見を出し合ってチームでプロジェクトをつくっていくプロセスを大切にしています。プロジェクトの開始時には事業部内のslackで興味のあるメンバーを募ります。それぞれ違う趣味・特技、やってみたい案件のイメージをもっているので、自然と熱量の高いメンバーが集まります。

プロジェクト開始時には特に、どれだけ時間がかかってもでも、チーム全員が議題に向き合い、反対意見も含めてオープンに議論することを大切にしています。多様なメンバー全員でプロジェクトをデザインしていくような感覚です。(UDS取締役兼プロジェクトデザイン事業部 執行役員 高橋佑策)

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例えば「all day place shibuya」はコロナ禍に企画が進行し、「なぜ旅に行くのか」「なぜホテルをつくるのか」といった根源的なテーマで議論を重ねることからスタートしています。そこから見えてきたこれからのホテル、旅に必要なものをデザインしていった結果が「all day place shibuya」でした。タネを見つけてどんどん広げていく。そういう形で企画から設計、運営まで進めていきます。

体験に基づく「徹底した顧客目線」を共通言語に

一般的には土地の計画や用途が決まってから相談がある場合が多いと思いますが、UDSでは用途について提案してもらいたい、というご相談も多くあります。プロジェクトデザイン事業部でも事業序盤フェーズから一緒に考えたり、事業そのものを生み出すところから担当するプロジェクトが多くあります。用途提案をするところから、最終的には完成後のウェブサイトの制作や施設の運営・経営まで。まさに事業部名の通りプロジェクトをデザインする、事業自体をデザインする立場で関わっていきます。

おかげさまで、いろんな案件のお話をいただきますが、もしお客様の求めていることに対して、私たちの事業部の強みとマッチしない場合には、他の部署や他の企業を紹介したり、常にフラットにお客様にとっての最適解を目指すことを最優先しています。

そんな進め方ゆえ、一般的なプロジェクトと比べると枠が見えづらく企画途中でも本当に形になるのかという不安が拭えない場合も少なくありません。また、イメージが明確な形ではない状態で話が進行することも多々あります。そんなときに共通の目標を失わないよう事業部として意識しているのはやはり「徹底したエンドユーザー目線」です。私たちはただかっこいい「作品」をつくっているのではありません。自分たちが本当にほしいと願う「暮らしや旅の選択肢としての場や体験」をつくっているのです。(高橋)

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SOKI KANAZAWA

ホテルのつくり手としての目線ではなく、お客様の目線になる。議論が平行してしまったときには、「これは本当にお客様にとっての価値なのか」という質問に立ち返る。徹底的なエンドユーザー目線を共通言語とすることで、概念的な企画づくりをプロジェクトデザイン事業部では進めています。

エンドユーザー目線のために、メンバー全員が体験を大切にしているというのも大きな特徴です。共通して全員が「体験するのが好き」。気になる場所を見に行く。好きなものを食べる、飲む。こうした体験をした上で、自分の言葉で体験を語る。綺麗な企画書をつくるよりも、こうした時間をメンバー全員が大切にしています。

ですので、メンバーを受け入れる際においても、スキルや経験と同じくらい(場合によってはそれ以上に)何がやりたいか、何が好きかを重要視しています。好きがあってこそ、魅力的な場所をつくることができると考えています。(高橋)

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やっていることはすべて「デザイン」である

ここまでなんども「デザイン」という言葉が出てきましたが、プロジェクトデザイン事業部では、やっていることのすべてが「デザイン」だと捉えています。

プロジェクトデザインとは、土地を見つけてその土地にあった事業性のある企画を立て、設計して運営し経営するまでのすべてを意味します。事業計画やマーケット分析から収支作成、空間の設計やインテリアやグラフィックの制作はもちろんのこと、地域との連携、オペレーションの構築もすべてデザインなのです。

「all day place shibuya」においても、建物自体ができて完成、ではありません。そこに人が集まり、にぎわいが生まれることでこの場所は完成します。そんなことを想像しながら人の流れやオペレーションをデザインし、運営を通じて改善していく。空間の機能要件やインテリアも、こうした思想の上でデザインしています。(高橋)

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貪欲なエンドユーザーであれ

運営メンバーはシフト制で、企画と設計業務メンバーの業務時間はフルフレックス制です。それぞれのライフスタイルにあった自由度の高い働き方ができる組織を目指しています。

仕事としても日本全国、ときには海外への出張が頻繁にありますし、プライベートでもいろんなところへ出かけることが好きな人たちが集まっています。だからこそ、自由度の高い働き方で、よく遊ぶ。その中で見たもの・体験したことを仕事に生かすサイクルを大切にしています。好きなことが仕事につながってかたちになる嬉しさは格別です。

だからこそ、働く上での「能動性」は欠かせません。好きを仕事につなげていく以上、自分が好きなことを突き詰めることが必要です。ですからメンバーには「貪欲なエンドユーザー」であって欲しいと考えています。待っていても仕事は生まれません。面白そうなところにどんどん飛び込んでいく、便乗していく。そんなふうに、能動的に面白がり、パーソナルにやりたいことを明確化していける方にぜひ仲間になってほしいと考えています。

与えられた箱の中で淡々とこなすよりも、仕事の領域を飛び出してでもいろんなことに情熱を持てる方。数字にも興味を持ち、俯瞰して運営・経営や未来のトレンドまで見られる方。
建築・設計系の仕事の場合は建築設計という肩書きでくくれるものではないかもしれず、私たちは「不動産・建築プロデューサー」や「空間プロデューサー」と名付けていますが、企画にせよ設計にせよ運営にせよ、ぜひ、肩書きを超えて、情熱をもって働きたいという方に仲間になっていただきたいです。(高橋)

以上、UDSプロジェクトデザイン事業部のご紹介でした。
興味を持っていただいた方は以下よりお気軽にコンタクトください。
お待ちしています。