8月下旬、服部栄養専門学校にて開催された 「第1回チョコレートアカデミーイノベーションコンテスト2019」にnel CRAFT CHOCOLATE TOKYOよりショコラティエ矢ヶ部亜季が出場。Innovativeドリンク・デザート部門にて3位を受賞しました。
この大会はチョコレートに特化し、シェフやクリエイターの製造・企画・開発・販売スキルと創造性を向上を目的としたコンテストで、経験や年齢を問わず幅広い参加者が集まります。(主催:チョコレートアカデミーセンター™東京 )。記念すべき第1回目となる今回はルビーチョコレートをテーマに全6部門に分かれ、天然の色合いやルビーチョコレートならではの特徴を生かし、高いレベルの技術やアイディアで競われました。
ルビーチョコは「第4のチョコレート」とも呼ばれる新しいチョコレート。ルビーカカオと呼ばれる厳選されたカカオ豆から生まれた、着色料を一切使わないカカオ由来の鮮やかなピンク色と、ベリーのようなフルーティーな酸味が特徴です。
矢ヶ部はUDS入社前にブライダルパティシエとして、主にレストランのデザートを開発しチョコレートを学んできました。今回その経験を活かし、ルビーチョコレートをお皿の上で表現する「ドリンク・デザート部門」での出場。当日はプレゼンテーションと実演審査も行われました。
今回披露したのはルビーチョコレートを使い、6種類(ムース、ガナッシュ、フィアンティーヌ、シャンティー、オパリーヌ)の組合せでイノベーションを表現した作品。1つ1つ異なる食感の違いが楽しめ、見た目の華やかさも評価されました。
お出しする時点では完成しておらず、仕上げに目の前でマロウブルーのシロップを加えて色の変化を楽しむ、ということから作品名は「未完成」と命名しました。
受賞後に、矢ヶ部より今回のチャレンジの感想を聞きました。
「初めてコンクールというものに挑戦してみて、新しい技術や知識を多く吸収できました。同じ部門だけでなく別部門の方々からもたくさんの影響を受ける事ができ、とても良い経験になりした!作品の研究の段階からプレゼンまで沢山の方々からアドバイスをもらい、賞を頂くことができ、nelの村田シェフをはじめ皆さまへ大変感謝しています。今後もいろんな事に挑戦していき、自分の中の創造力や技術を伸ばしていきたいです! 」(矢ヶ部)
nel CRAFT CHOCOLATE TOKYOでは矢ヶ部の作るボンボンショコラやソシソンショコラのほか、様々なチョコレートデザートをお愉しみ頂けます。ぜひ足をお運びください。