ホテル アンテルーム 那覇では一時的に宿泊をお休みさせていただいていましたが、多くのみなさまからの声を受け、2月26日より営業を再開。そして2月27日、お客さまと一緒に開業から1周年の節目を迎えることができました。簡単にはいかなかったこの1年ですが、たくさんの方々のお力添えにより大切な記念の日を無事に迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。そんなホテル アンテルーム 那覇より、施設の魅力を改めてお届けします。
人と出会い、アート&カルチャーと出会う「待合室」
ホテルアンテルーム那覇は、京都につづく2軒目のアンテルームです。「待合室」を意味する「アンテルーム」という名称には、このホテルを訪ねる人たちが、次の目的地に向かうための準備や気持ちを快適に整えることができる「待合室」のような空間でありたい、という思いを込めています。
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そしてこの「待合室」では、ホテルに集う人たちの交流はもちろん、特別な時間・空間のなかで、アートやカルチャーとの出会いも楽しんでいただきたい。そんな思いを共有するメンバーによってつくられたのがアンテルームであり、ホテル アンテルーム 那覇もその一つです。
新築だからこその挑戦
ホテル アンテルーム 那覇が立つのは、モノレール「ゆいレール」の美栄橋駅から徒歩で約12分ほどのエリア。同じく沖縄UDSが運営するホテル ストレータ 那覇が美栄橋駅前の立地であるのに対し、市街地から少し外れた場所に突如現れる、なんともアンテルームらしい立地です。
泊港(とまりこう)という港に隣接するこの場所からは沖縄の美しい海が見渡せ、臨場感あふれる船の往来も楽しめます。
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ホテル アンテルーム 京都と同様、アートディレクションは彫刻家・名和晃平氏率いるクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」が手掛けます。今回、新築の物件という条件を活かして新たに挑戦したのが、名和氏の代表作のひとつ「Direction」をモチーフにしたファサードデザインです。
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名和氏の作品をもとに計9種類のパネルを作成し、それらをレイアウトしていくことで「Direction」のモチーフを再現しています。パネル制作にあたっては中国南京の工場にてモックアップを確認するなど、入念に進めていきました。
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時間による日の入り方で廊下に落ちる影の角度が変化したり、夜にはパネルのない部分が明かりによって浮かび上がったりと、時刻によって異なる表情を見せる、特別な外観デザインとなりました。
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アートが引き立つ、余白をもった空間デザイン
エントランスから風除室を抜けると現れるのが、高さ6mの「巨大なキャンバス」に見立てた吹き抜けのエントランスホール。空間全体に、大和美緒氏によるドローイング作品「RED DOT」を設置しています。
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2階へ上がると、眼前に広がる沖縄の海が出迎えます。
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1階の壁に囲まれた印象とは打って変わって、2階では海に向かって開かれた空間に。ギャラリー、バー、レストランがゆるやかにつながり、華美な装飾や色味を抑え、アートが引き立つ空間に仕上げています。
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レストラン奥の個室には品川美香氏による作品を設置。シンプルな空間に仕上げながらも、レストランカウンターの吊り装飾や家具などでアクセントを加えています。
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レストラン「ANTEROOM MEALS」では、美しいハーバービューを望むお席で出来たてのパスタが食べ放題のランチメニューをご提供。ホテルランチを気軽に楽しめる、とお客さまからもご好評いただいています。平日でも満席のため、事前のご予約がおすすめです。
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親しみやすく、居心地の良い客室
全部で10タイプ126室のご用意がある客室は、親しみやすく居心地の良い空間を目指してデザイン。アーティストのお気に入りの家具を持ち込んだような空間をイメージし、置き家具で構成しています。海との連続性を意識してブルーグレーを基調とした配色に、船の中を思わせる丸みを帯びたデザインとしました。
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全15室のギャラリールームでは、アーティストとのコラボレーションにより実現した特別なインテリア。約70 m2 と一番大きなお部屋には、美術家・神谷徹氏の作品を設置しています。
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その他の客室にも、宮古島出身の若手アーティスト八木恵梨氏が沖縄を散策しながら収集したイメージを描いた水彩画をはじめ、沖縄、京都、東京などで活躍する新進の若手作家さんたちの作品を設置。
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またサインについては、ホテル アンテルーム 京都から引き続いてお世話になっているデザインスタジオ UMA/design farmによるもの。沖縄の海を連想させるブルーの色味で、透明感を感じるアクリルなどを素材として用いています。
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沖縄 那覇のアート&カルチャーを発信する取り組み
ホテル アンテルーム 那覇では開業から1年間、さまざまな取り組みを行ってきました。
「ANTEROOM MARCHE」では、草木染めのアクセサリーから生花やブーケ、手づくりパンまで、地元から募った出店者さんたちの手づくりの品を集めてPOPUP SHOPを開催したり。
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『13歳からのアート思考』の著者である末永幸歩(すえなが ゆきほ)さんをスペシャルゲストとしてお招きしたイベント「沖縄アートナイト」を開催したり。
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つい先日まで開催していた「やんばるアートフェスティバル」では、ホテルアンテルーム那覇に常設している3名の作家さんによる作品を、会場である廃校になった小学校まで運んで展示。
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やんばるアートフェスティバルの開催期間中には、総合ディレクターである仲程さんとのコラボレーションによるスペシャルルーム「Choji Nakahodo Room 山原礼讃(やんばるらいさん)」をご用意するなどしました。
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開業からまだ1年ではありますが、ホテル アンテルーム 那覇だからこそできることを模索し、一つ一つ取り組んできました。今後も私たちらしく新しい挑戦をしながら、アート&カルチャーの発信地を目指していければと思います。/p> 支配人・山森
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一足先に春がはじまっている沖縄 那覇へお越しの際は、ぜひホテル アンテルーム 那覇でのひとときをお楽しみください。
ホテル アンテルーム 那覇 公式HP:https://okinawa-uds.co.jp/hotels/anteroom-naha/
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