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トピックス 2022.2.21 工芸や手しごとの作り手との対話が生まれる場「DIALOGUE」を今年もホテル カンラ 京都で開催します。

ホテル カンラ 京都を会場に工芸や手しごとの作り手を紹介する展示販売会「DIALOGUE」が今年も3月9日(水)~3月12日(土)に開催されます。

dialoguekyoto.com

ホテル カンラ 京都ではこの「DIALOGUE」に初年度の2018年から協力して開催しており、今年で5年目を迎えます。

DIALOGUEでは、社会が地球環境や多様性について学び、行動していくことが必然となっていく現在、多様な背景を持ち、地域や自然と共にあるものづくりを生み出す作り手たちの「言葉」を伝えること(伝わること)を大切にしています。
工芸や手仕事は、自然の中から素材を見つけ、道具を生み出し、長く使い続けるための知恵を持っています。そして、現在、自然環境と産業のより豊かな関係が生まれるプロジェクトや、社会福祉施設を通じて様々な形で障害を持つ方が多様な能力を生かして社会の中で輝く動きなど、新しい形のものづくりが生まれているのを見ることができます。
そんな次の100年に繋げていきたいものづくりへ眼差しを向け、対話によって生まれる新たな交流の場を作り手たちと共に作っていきます。

- DIALOGUE ホームページより

今年は、ホテル カンラ 京都の本館客室38室を会場に、京都を中心に全国各地、そして韓国や上海、香港から、50の個性的な作りのアイテムが展示・即売されます。

屋外のひばの浴槽を展示スペースにした510号室は、京都瑞鳳堂 (加藤美樹さん) の作品で、湯船に花器や草花を浮かべて展示。
屋外のひばの浴槽を展示スペースにした510号室は、京都瑞鳳堂(加藤美樹さん)の作品で、湯船に花器や草花を浮かべて展示。
322号室は京都で舞台衣裳専門の染めを行う「山元染工場」のテキスタイルブランド・ケイコロール。山元桂子さんの感性と技術が詰まった、ポップな色使いの布製品が並びます。
322号室は京都で舞台衣裳専門の染めを行う「山元染工場」のテキスタイルブランド・ケイコロール。山元桂子さんの感性と技術が詰まった、ポップな色使いの布製品が並びます。

ホテル カンラ 京都は、京都をはじめとする日本の美しい伝統技術や文化を感じていただき、またそれらを新しい形で伝えつないでいくことができるホテルを目指しています。『DIALOGUE』には、そのビジョンや想いに共感し、開催当初から協力してきました。

ご来場いただいた方にとって工芸の魅力を知るきっかけになれば、また、作り手とご来場いただいた方の間に対話が生まれ、工芸やものづくりの未来につながっていけば、と願っています。

今年もみなさまのお越しをお待ちしています。
- ホテル カンラ 京都 「DIALOGUE」担当 杉山健太

例年、作り手の方からも、ご来場いただく方からも、「ホテルの色々な客室に入れるというのも、貴重で嬉しい」という声もいただきます。いろんな客室とアイテムを一緒にご覧いただける一年に一度の機会となります。

また今年は工芸・手しごとに触れる宿泊体験として、「DIALOGUE」開催前後で「拭き漆*」キットがついた宿泊プランや、手描き友禅*キットがついた宿泊プランをご用意しました。

*拭き漆:箸やお椀などの木地に漆を「摺り込む」→「拭き上げる」作業を繰り返して艶を出す漆の技法。
*友禅:多彩で絵画調の模様をきものにあらわす染めの技術

感染対策を徹底してお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

開催概要

Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE
dialoguekyoto.com

3月 9日[水] 11:00-18:00(BUYERS DAY)
3月10日[木] 11:00-18:00(BUYERS DAY)
3月11日[金] 11:00-17:00(BUYERS DAY)
17:00-20:00(MARKET DAY)
3月12日[土] 11:00-17:00(MARKET DAY)
※BUYERS DAYは招待のお客様のみ入場可能

MARKET DAY 入場料: 1,000 円(税込)
※出展商品が購入できる500円分のショッピングチケット付き
※会期中何度でも入場可能

会場:ホテル カンラ 京都(京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町190)
主催:「KYOTO KOUGEI WEEK」実行委員会
共催:京都府・ホテル カンラ 京都
協力:京都市・京都伝統産業ミュージアム・KYOTO CRAFTS MAGAZINE・CEMENT PRODUCE DESIGN
協賛:京都信用金庫・京都リサーチパーク株式会社