食と農の事業プロデュース講座「FARMERS LABO」全6回の講座が終了しました。
本講座では、LEAGUEコーディネイター大竹がファシリテーターを務め、農家のこせがれネットワーク代表・宮治勇輔氏を講師に、実際のビジネスに繋がる食と農のナレッジを多角的に学びました。
(UDS ビジネスデザインスクールのリリースはこちら)
先日最終回を本講座の様子を振り返りながらお伝えしたいと思います!
第1回テーマ:郊外型カフェ&レストラン
海老名のまちづくりの目的で開設された複合施設「RICOH Future House」の企画から運営まで携わるUDS株式会社代表取締役社長中川敬文氏と、その中で地域住民が食を中心に集い交流することを目的に設けられたレストラン「PUBLIE」の初代シェフ上野道弘氏をゲストにお迎えし、実際に企画運営を行う中での大事なポイントを伺いました。
第2回テーマ:食べもの付き情報誌
“食べもの付き情報誌”『食べる通信』の仕掛人である一般社団法人日本食べる通信リーグ事務局 江守敦史氏と、2016年11月創刊の京都食べる通信の編集長 鈴木春奈氏をゲストに、生産者と消費者の連携や、今後の日本での広がり、食べる通信が目指す方向性などをお話いただきました。
第3回テーマ:生産者×インターネット
登壇者は、全国の農家さん・漁師さんと会話をしながら食材を買えるスマホアプリ「ポケットマルシェ」取締役COOを務める本間勇輝氏と、大手IT企業から独立後、スキルを活かしながら全国の生産者のウェブサイトの立ち上げ・発信を行なうウェブマーケッター小澤亮氏。
「食と農ウェブサイトづくりのノウハウ」から「広告と広報」の違いとその活用についてまで幅広いウェブ戦略を語っていただきました。
第4回テーマ:地方型・都市型マルシェ
東京交通会館マルシェを行う山田修司氏、地域マルシェのプロデュース実績を持つNPO農家のこせがれネットワーク事務局長 藤井貴之をゲストに、地方型・都市型マルシェの特徴や現状は? 地方の生産者にとってのメリットとは? など、事例をもとに様々な切り口からマルシェの可能性を探りました。
第5回テーマ:稼ぐアンテナショップ
有楽町、銀座界隈に多く展開するアンテナショップ。その中でも一番の売り上げを誇る「北海道どさんこプラザ」店長の河合氏に、アンテナショップ事業の実情とヒットの秘訣を伺いました。
第6回テーマ:島食材まるごとプロデュース
全国から視察が殺到するほどの、お店づくりとファンづくりを行なっている、山口県周防大島の「瀬戸内ジャムズガーデン」より松嶋匡史氏。
「産業資源がないと思われている地域でも立派な資源はある」と語る松嶋氏に、地方創生を舞台にした働き方や、地域を面白くしていくための今後の展望を伺いました。
全6回の講座を受講すると幅広い農業ビジネスのナレッジを得ることができる実践的なプログラムでした。
最終回では受講者の皆様から「自分のビジネスが具体化した」「実家の農業を発展させたい」「未知の分野だったが、理解が深まり、農業の面白さを感じた」などの感想を寄せていただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
早速ですが、次回のファーマーズラボの企画も進んでおります。
Facebookページにて随時最新情報をお知らせさせていただきますので、ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/ginza.fl/