11月29・30日に東京ビックサイトで開催された、レジャー&サービス産業展2016の未来創造ビジネスミーティング「不動産活用・ストック再生フォーラム」に会長の梶原が登壇しました。
未来創造ビジネスミーティングは、レジャーやサービス業界の多くの企業が出展する展示会にて、既存事業の活性化だけでなく、新業態開発や新たなビジネスの発見となる事を目指し、8つのテーマに分かれて開催されたフォーラムです。
その中で梶原が登壇した「不動産活用・ストック再生フォーラム」では、近年増加するインバウンドに対し、空き家や低稼動不動産をコンバージョンまたはリノベーションしてホテル等に再生した事例をテーマに、各企業ごとの切り口で講演が行われました。
「付加価値を高めるリノベーション事例」をテーマにした梶原の講演では、約6年前から家族と共に中国へ移り住み、日本と中国を行き来している梶原独自の視点や、近年の訪日外国旅行者数からみる中国やアジアからのインバウンドに関しての今後の重要性などについてお話しさせていただきました。その上で、UDSが手掛けてきた「CLASKA」をはじめ、今年リニューアルした「ホテルアンテルーム京都」や「ホテルカンラ京都」などの事例を交え、建築的なリノベーションのポイントやイノベーションを起こす企画のコツを紹介しました。
公演には不動産開発やデベロッパー、ホテル事業者、ビルオーナー、資産保有会社など、不動産関連事業に携わる120名以上にのぼる方々にご参加いただき、これからのホテルや不動産業界についての注目の高さが改めて感じられました。
今回、梶原がお話しした「企画のコツ」を32の言葉にまとめた書籍『プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』や、UDSの手がけたプロジェクトを紹介した、1冊まるごとUDS 商店建築増刊『Creative Hotel & Communication Space』もぜひご覧ください。