はいた~い。
「沖縄ラプソディ」の連載担当として新しく加わった沖縄UDSの今井です。
どうぞよろしくお願いいたします。
全国夏まっさかり!沖縄はちょっとの距離でもタクシー移動がしたくなっちゃうほど暑い日々。
まさに歩いているだけで毎日が日焼け日和りです。
さて今回のテーマは「キセキ」。
地域との連携を大切にしたいという想いから、沖縄UDSでは地域のイベントにも率先して参加しています。
先日は、宮古島で開催された布干し堂主催第27回海神祭爬龍船レースに参加し、なんと初出場で第3位入賞という好成績を残しました。
初のハーリー出場で、まさかの3位になった舞台裏と、沖縄チームの練習の模様をお届けします。
【大会前日】
突然の雨に急遽調達したレインコートを身にまとい、梶原さんの優しくも厳しい(!?)レクチャーで息を合わせてこぐ練習を開始。
【土砂降りの中、いよいよ海へ】
船はバランスが大切なことから、座る順番や体重なども考え席順を決めます。
明日の本番に備えて、激しい雨の中、何周も港内を周ります。
3周目ぐらいから疲れが見え始める方もチラホラ・・・。
明日の大会に差支えが出そうなほど腕が痛くなります...!明日はしっかりオールが握れるのか!?
まずは勝利することだけを考えて、前夜祭へと夜のとばりに消えていくのでした。
【大会当日】
当日の朝の天気もあまり優れませんでしたが、会場へ行くと少しずつ晴れ間が。
天気予報とは裏腹に、快晴へ向かっているかも...?とキセキを感じます。
周りの様子を見れば、真っ黒に日焼けした強そうな人たちばかり…。
そして、1回戦目のお相手は「3年5組男子」と「1年1組男子」。
どう考えても3年男子には勝てる気がしないムードになりなりながらも、大人の気合でポジティブムードに早変わり。さすが沖縄UDS。
スタートの合図とともに、一気に漕ぎ始めます。
ラッキーなことに3年生と1年生の船がバッティングしそうになり、なかなか前に進めなかったために、余裕勝ち。
天候とともに運もこちらに向いてきた予感がします。
2回戦目は、3組中1組が試合放棄で、またまた余裕で勝利。チームワークと運の良さが伺えます。
そしていよいよ、疲労の色が垣間みられる決勝戦。
オールを握る力も、踏ん張る足もガタガタになってきた。
決勝戦のさなか、こんなアナウンスが流れました。
「オールはバラバラだけど、ちゃんと前に進んでるさ~ね~。しかも早い!」
結果3位となりました。
初出場で、こんな成績が出るなんて、まさに「キセキ」。
それぞれが一つの目標に向かい合ったことで、チームとして相乗効果が最大化された一日でした。
このチームワークと運の強さをもって、「沖縄UDS」はたくさんのホテルに携わっていきたいと思います。
そして、「キセキ」はおきるのです。
今回は番外編となりましたが、次回は宮古に移住した高田さんにフォーカスしてお届けします。
【沖縄ラプソディ】