University of North Carolina

Blog 2025.7.8 ノースカロライナ大学シャーロット校 学生視察
– 由縁別邸 代田

6月中旬、ノースカロライナ大学シャーロット校の学生さんと、同校と国際交流のある明治大学の学生さんたちが由縁別邸 代田を訪れてくれました。

UDSの企画・設計・運営の三位一体のアプローチや日本文化・伝統をふまえたデザインとホスピタリティに興味を持っていただき、日本訪問中の訪問希望をいただいたことがきっかけでの視察訪問です。設計チームCOMPATHの高宮高橋で、学生さんをお迎えしました。

細部に宿るデザインの工夫

視察前半は、由縁別邸 代田のある緑道を歩いたのち、客室や大浴場、茶寮 月かげをご案内しながら、設計・デザインの工夫をお伝えしました。その背景や意図まで掘り下げてお話しすると、細部にまで関心を持ってご覧くださいました。

企画・設計・運営一体のアプローチ

視察後半では、UDSの歴史や実績をご紹介。学生さんの専攻は、経営学、オペレーションマネジメント、マーケティング、経済学、AIテクノロジーなど多岐にわたり、さまざまな視点での質問が飛び交います。

Q: 設計者にとって、運営メンバーはどんな存在ですか?
A: 企画の段階から運営メンバーも一緒に取り組んでいるので、開業後に生まれる課題に対しても、企画や設計の想いや意志を汲みながら向き合って、建物の価値を生かしながら運営をしてくれます。そんな運営メンバーと一緒に場をつくっていけることは設計者としてはとても安心感があります。いつも誇りと感謝を感じています。

Q: 「コンセプト」がとても重要だと思いますが、どのように決めているのですか?
A: もちろん最初にベースとなるコンセプトを作って進めていくのですが、実は開業までコンセプトは変わり続けています。計画を進める上でより深める必要性が出てきたらブラッシュアップしますし、設計フェーズでずれを感じることがあったら検討を加える、またエンドユーザに伝わりやすくするためにさらに検討する、というように。ですので「コンセプトは最後まで成長するもの」と考えていてます。

Q: デザイン上でのたくさんの課題をどのように解決していくのですか?
A: 「余白を持たせておくこと」が一つの重要な点だと考えています。企画と設計のフェーズでは生まれるかなりの数の項目に対して何度も議論を重ね、開業まで悩み抜いて判断していきます。改題はできる限りクリアできるように進めていきますがそれでも100% 解決することは難しく、開業して運営が始まったらまた新たな課題が出てきます。そんな中で、デザインやコスト面に余白があるとさまざまな対応が可能になります。実際この由縁 別邸 代田も段階的に建物ができていき、その都度課題やアイディアが生まれてきますが、余白を持たせているので、よりよい形を目指して検討し、組み入れていくことができました。

students of the University of North Carolina at YUEN BETTEI DAITA

次世代を担う学生さんと交流する貴重な機会となりました。ありがとうございました。今後も、UDSとして、よりよい未来に向けてできることに取り組んでいきたいと思います。

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