イエナプラン教育を取り入れた全国初の公立校「福山市立常石ともに学園」の校舎改修の企画、設計を担当しました。
校舎1階の中央には大きな円形のオープンスペースが広がり、子ども達や先生、地域の方々が集い交流できる場を目指しました。大型スクリーンや子ども達の作品を展示できるギャラリー棚を壁面に設け、日常の学習や読書、語らいの場だけでなく地域に開いたイベント等でも活用できる空間に。
教室は開放感のあるリビングルームのように、子ども達にとっても居心地の良い空間を目指しました。サークル対話がしやすくなるベンチや壁面の一部を教室ごとに異なる色で塗装したり、イエナプランの思想を大切に空間にも反映しました。
また、廊下も教室とのつながりを意識し、子ども達の目線で見渡しやすい高さに窓を設置したり、一部をベンチやデスクとしても利用できる遊び心のある工夫を凝らしています。
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