関西学院大学の1,2年生19名の受講者のみなさんが、様々な企業の方の話を聞きながら、キャリアについて考える連続特別授業。
今回、同大学のOBでもあるUDS代表の中川が、その授業を受ける学生さんたちに対して、キャリアを考えるワークショップなどを含む授業を担当させていただきました。
仕事は楽しい!
冒頭では、キャリアについてイメージを膨らませるきっかけとなるよう、中川が「なぜ関西学院大学に入ったのか」からはじまり、新卒時代の話、UDS(当時は都市デザインシステム)入社のきっかけ、そして現在に至るまでをお話ししました。
もちろん大変なことや辛い仕事も多いですが、大変だからこそ勝ち残ることができます。
失敗して学ぶことにこそ価値がある。総じて、仕事は楽しいものです。
その後、UDSの仕事を体験してもらおうと、UDSがオフィスを構える滋賀県でのツアーを考えるワークショップを実施。
ワークショップには、「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」のカードを用いました。
実際に進行しているプロジェクトを元に考えることは刺激も多かったのか、楽しそうに意見を飛び交わす姿が印象的でした。
2030年の社会、そして自分はどうなっている?
後半は、いまから11年後の2030年の世の中がどうなっていくか、未来予測を見ていきながら、社会と、そのなかにある自分について考えました。
止まらない人口減少、それに付随する様々な課題。
避けられない現実とはじめて対面する学生さんもいたのではないでしょうか。
それを踏まえて、2030年、「自分がどうなっていたいか」を各自で考え、他の受講生に対して1分間で発表。
車座で発表を聞き合い、質問や意見も活発に出てきていました。
「アウェイな環境に身を置くことの大切さを感じた」
「何のために働くのか、自分の軸について考えたい」など、
今後のキャリアを考える際のきっかけを感じてもらえたようです。
未来の社会を支えるのは、いまを生きる若い世代のみなさんです。
現状の課題認識をきちんとしながら、明るい未来に向けてポジティブに思考していく、
そんなお手伝いを、これからもしていけたらと思います。