はじめまして。
「誉都思だより」北京オフィス担当の松尾麗(うらら)です。
北京 誉都思へは2013年に新卒で入社し、今年で3年目になりました。
生まれも育ちも日本ですが、中国へは高校を卒業してから移り住み、中国の住人となってもうかれこれ11年になるため、周りからは半分ネイティブのような扱いをされております。。こうやって書いている日本語もだんだん怪しくなってきておりますが、めげずに頑張ります!!
今まで中国でのお仕事や生活のおもしろさを、みなさんにお伝えする機会がなかなか取れずにいたのですが、今回このような企画をいただき、大変感謝しております。
これからUDS BLOGを通じて中国の魅力をどんどん紹介していきたいと思います!
今回は、前号の上海オフィスに続き、北京オフィスとその周辺についてご紹介します。
中国の首都である北京市は、京都のように碁盤目状に縦と横の道路と、中心である故宮(紫禁城)を囲うように巡る2から6の環状線で成り立っています。
北京誉都思のオフィスは、市の東北方向、4環線と5環線の間に位置している、751D・PARKというデザインパークの中にあります。
ここは、北京のアートスポットとして有名な798芸術区に隣接しており、もともと石炭を使った都市ガス製造工場地帯でした。
パーク内には、煙突、ガスタンク、機関車などの過去の遺物で満ちており、一種の観光地としても注目されているエリアです。
今はデザインパークとして、デザイン事務所、イベント会社、ギャラリーなどの他に、フォルクスワーゲン、アウディの中国エリア最大のデザインセンターがあり、多数のクリエィティブ企業が混在しています。
また、古い建物をリノベーションして、イベントスペースとしても解放しており、ファッションショーやデザインイベントなども頻繁に催されています。
先日もデザインウィークという国際的なデザインイベントが開かれ、たくさんの人で賑わっていました。(北京デザインウィークに関しては、別の機会に詳しくご紹介したいと思います。)
そんな刺激の多いエリア内でも、ひと際立派なオフィスビル、エリア開発を行った正東グループの総合ビルの4階に誉都思北京オフィスはあります。
4階のエレベータを降り、暗—い廊下を進むと、ガラス扉の中から光るUDSのマークが見えてきます。
北京オフィスは、約100平米ほどの空間を、約70平米の開放的な空間と、20平米ほどの会議室、10平米ほどの財務室の3つの空間に分けて使用しています。
オフィスに入って左手に設計部のオフィス空間が広がります。
すべてビックテーブルを使用したフラットで開放的な空間になっており、案件に合わせてそれぞれのチームでまとまって座っています。フリーアドレスではありませんが、不定期に席替えを行っており、毎回いろいろなメンバーと隣り合わせになります。
奥には財務室。
こちらは小さな個室ですが、重要な会議の時以外は、引き戸がオープンになっており、オフィス空間と繋がっています。
もともと会議室として使っていた空間は、メンバーが増えたため、一部を運営部のオフィス空間として使っています。日当たりのいい席を利用して、多肉植物も栽培しています。
会議室が手狭になったため、普段の打ち合わせは付近のカフェで行うこともあります。
オフィスの周り100メートル範囲内に5、6軒以上のカフェがあるため、日替わりで淹れたてのコーヒーを楽しみながら仕事に励むメンバーもいます。
現在、北京オフィスのメンバーは22名、中国人15名、日本人5名、香港人1名、台湾人1名で構成されており、中国語を母国語とするメンバーが圧倒的に多いため、公用語は中国語になっています。
日本人メンバーも中国人メンバーと流暢な中国語でやりとりしています。
お昼は、時間の合うメンバー同士で798芸術区内や付近の中華定食屋やカフェで食べています。
また中国では、デリバリーサービスのアプリが発達していて、忙しい時や天候の悪い時には、オフィスに届けてもらうこともできます。バリエーションもたくさんあり、値段もリーズナブルなものが多いので、毎日飽きずにランチを楽しめています。
北京オフィスで忘れてならないのは、窓から一望できる、非日常的な旧工場ビューです!!
周りに高い建物がないので、夕方になると綺麗な夕焼けが見えて、午後の打ち合わせで疲れた頭をリフレッシュさせてくれます。
2011年に8人で始まった誉都思北京も、今年で総勢22人の大所帯なりました。
国や文化の違う人たちが集まってチームとなり、笑ったり、悩んだり、意見をぶつけたりしながら、日々奮闘しています。
以上、簡単ではありましたが北京オフィス紹介でした!
次回からは、誉都思のメンバーにフォーカスを当ててご紹介していきたいと思います!再见(ツァイジエン)!