2016年7月に開業した北館に続き、2017年5月1日にオープンしたホテルグレイスリー京都三条南館のデザイン監修をUDSが担当しました。
京都独特の文化や芸術、伝統工芸のアイデンティティーを埋め込んだ京都らしさを体感できるホテルを目指し、細い路地が複雑に入り組み、路地には町屋や中庭等が接している京都のまちの特徴的な様式を、建物のエントランスや廊下、客室にデザインモチーフとして取り込むことで、京都らしさを表現しました。また、格子、庭、枯山水、石畳、西陣織、清水焼といった京都の文化やアートの要素を丁寧に抽出し、ホテルのさまざまな部分に効果的に落とし込むことでも京都らしさの表現にアプローチしています。
客室デザインはモダンな京都らしさを追及。和風家具、床の間デザイン、違い棚といった日本の伝統様式にさまざまな素材を組み合わせることで新しい京都らしさを表現しました。